地デジ放送が映らないのは首都圏の方が多い?

本日(2010年1月15日)の日経朝刊に、「地デジ移行 正念場の1年 首都圏にも遅れ」という記事があった。(NIKKEI NET(日経ネット)ではサイト内検索しても同じ記事は見当たらない)

記事を要約すると以下のような内容である。

  • 地デジ対応テレビの普及が2009年9月時点で69%に達したが、南関東4都県では10%〜40%台の集合住宅で地デジ放送を受信できず、地デジ対策の遅れは地方よりも首都圏の方が大きく後れを取っている。
  • 地デジ放送はアナログ波よりも電波障害に強いため、ケーブルで地デジ放送を送る必要がある電波障害地域が大幅に減り、対象外となった地域では住民が自費でUHFアンテナを立てる必要がある。
  • 電波障害の地域住民の中にはケーブルで受信していることを知らない人もおり、2011年にアナログ波が停止されて初めて地上波が映らないことに気付き、地デジ受信アンテナの工事の注文が殺到して混乱するかもしれない。
  • アナログ波停止により約500万世帯が地上波を視聴しなくなるかもしれない。
  • 放送局にとって地デジ完全移行は広告媒体の価値・経営を左右する。

実は、私が現在住んでいる地域も地上アナログ放送は受信障害エリアのためケーブルで受信している。2008年に「電波障害を調査した結果、地上波デジタルの電波は「障害無し」との結果が出たためケーブルで地上デジタルの電波を送らない」との告知のビラが配られた。

私が住んでいる集合住宅にはBSアンテナしか設置されていない。地上波はケーブルで受けているのだ。
先日ブルーレイレコーダーを購入し、初めて地デジ放送を受信できるようになって室内のTVアンテナ接続端子に繋いだところ、電波のレベルが "0"(ゼロ)だった。アンテナが建っていないのだから当然である。自作したヘンテナで地デジを受信してなんとか NHK と民放キー局(TBSは映らず)が映るようになったが、アンテナレベルが低いので家主が屋外アンテナを設置してくれるとありがたいのだが…

首都圏は高層ビルも多く、受信障害対策地域は結構多いだろう。新規に屋外アンテナを立てなければならなくなる所だけでなく、現在VHFアンテナで地上アナログ放送を受信しているところも地デジ用にUHFアンテナを設置する必要があったり、現在のアンテナの受信方向を変えてやる必要があるところも結構あるはずだ。

来年(2011年)7月24日に地上アナログ放送完全停止した直後から「放送が見られなくなった!」とテレビ局に電話が殺到したり、地元の電気店に「地デジが映るようにして!」などと依頼が殺到するような状態になるのだろうか?
それとも「これを機会にテレビを見るのをやめよう!」となるのか?

地デジのチューナーの普及はエコポイント効果もあってか薄型テレビを購入する世帯が多かったため、ある程度進んだと見ていいだろう。
しかし、アンテナを設置したり方向を変えなければきれいに地デジを受信できない世帯は結構残るだろう。

カテゴリー : 気になるニュース : Comments (0) : 2010 年 1 月 15 日

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